名刺制作秘話〜歯科編
歯科のロゴをデザインしたらご兄妹の介護の名刺デザインも依頼を受ける。さらにお父様の医科の名刺もデザインの依頼も受ける。
家族と言っても違う病院のため、医療法で複雑な制限がある中、公文書類とブランディングの場面に応じて変化させる。ブランドとしてファミリー共通のシンボルマークを創り、それぞれの診療科のタイトルを加える。1つのロゴで、3倍の価値を生む。U23 incが、デザイン支援のU23 Design Factory、IT支援のU23 Future Works、訪日外国人旅行支援のU23 Houseとブランドロゴを流用する手法の応用だ。
このようにファミリーやグループやでリソースを共有することで、これからWebサイトやパンフレットをデザインする時も、一つデザインしたら他の診療科に流用できる。いろんなクリエイターに浮気せず、U23にデザインを全部おまかせする最大のメリットの一つだ。
次は、名刺のデザインについて解説しよう。裏面は、それぞれの名刺をつなげると、ファミリーネームのイニシャル”O”が描かれる。見つけたら誰かにを話したくなる隠れミッキーのような秘密を埋め込んだ。もちろんロゴと円のサイズも黄金比を計算し幾千のパターンを検証している。
歯科の表面は、不真面目になりすぎないギリギリの線でかわいさとポップさを詰め込んだ。テキストを失敗すると素人っぽくなる右寄せのレイアウトに挑戦しホワイトスペースを広げた。背景の薄いロゴマークはなくてもシンプルで美しく着けるか悩んだがインパクトを選んだ。左右対象のロゴで、裏から見ても同じなので、エンボス加工(型押し)にしてもおもしろい。URLに色をつけたのは、URLを目立たせるだけでなく、文字量を少なく感じさせる視覚効果を狙っている。左上にロゴマークと色を合わせることで対にもなっている。院長の肩書は、敢えて大きくせず謙虚さを表現している。和文と欧文の合成フォントを創り、カーニングもして、黄金律も計算し、微調整を繰り返しタイポグラフィを最大限に洗練させた。細かく説明しだしたら他にもいろいろある。介護の表面は、お年寄り向けに文字を大きくして違うデザインにした。
テンプレートやアマチュアのクラウドソーシングなら無料や格安でできる時代に、U23は名刺一つだけでもこれだけの知識と技術と情熱を詰め込んでいる。
グループで共有できる名刺デザインの依頼はU23 Desing Factoryへ